「党の役職停止3カ月」の処分が決まった国民民主党の玉木雄一郎代表は4日、真摯に処分を受け入れ、従いたい」と述べた上で、改めて陳謝した。

不倫が明らかになっていた玉木氏は、党の両院議員総会で「役職停止3カ月」の処分が全会一致で決定し、その後、国会内で記者団の取材に応じた。

玉木氏は、「真摯に処分を受け入れ、従いたい」と述べるとともに、代表の職務を古川元久代表代行（国対委員長など兼務）が代行することなどを説明した。

また、役員会などには出席しないしないことを明らかにするともに、「定例会見については、榛葉幹事長会見に一元化する」として、「一議員として、真摯に誠実に信頼回復と党勢の拡大に汗をかきたい」と強調した。

その上で、「全国の国民民主党の仲間、党員・サポーター、支援いただいた皆さん、何より先の選挙で全国から大きな期待を寄せていただいた全ての皆さんに、改めてお詫び申し上げたい」と述べ、頭を下げた。

国民民主党は、いわゆる「年収103万円の壁」の引き上げを巡り、自民・公明両党との協議が続いているが、玉木氏は「引き続き一議員としてできることは全力で行い、交渉が少しでも前に進むようにサポートしていきたいと思う」と語った。

処分は4日付けで、来年3月3日までが役職停止の期間。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら（34枚）

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。