「マイナ保険証」への移行に伴い12月2日に健康保険証の新規発行が停止になったことを受けて、福岡市では従来の保険証の使用継続を求める署名活動が行われました。

マイナ保険証の本格運用が始まった2日、JR博多駅では医療関係者などが「従来の保険証を残して欲しい」と訴え、街ゆく人に署名を求めました。

福岡県保険医協会などの調査によりますと、マイナ保険証をめぐっては県内の7割の医療機関でトラブルが起きていて、中にはマイナ保険証が使えず医療費をいったん10割負担してもらうケースもあったということです。

◆「保険証をのこして」ネットワークふくおか 七里正昭 事務局長
「マイナ保険証トラブルのセーフティーネットである健康保険証が廃止されると大混乱するのは必至ですので、なんとか今の健康保険証を残してくださいという風に訴えております」

従来の保険証は最長で1年使うことができますが、団体はそれ以降も利用できるよう集めた署名を国会に提出するとしています。

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