日本維新の会の新しい代表に大阪府の吉村洋文知事が選ばれました。
代表選挙には4人が立候補し、所属議員の直接投票と一般党員の郵便投票で8割近い支持を集めた吉村知事が新代表に選ばれました。
日本維新の会・吉村洋文新代表:
永田町の古い感覚、政治のやり方、それをぶっ壊して現役世代が頑張れるような、そんな政策を実行していく改革政党でありたい。僕は野党第1党は目指しません。対峙すべきは自民党だと思ってますし、(参院でも)自公政権の与党過半数割れを目指していくことに重きを置くべきだという考え方です。
吉村新代表は、2025年の参議院選挙では1人区でほかの野党と候補者の調整を行うべきとの考えを示しました。
また、国会議員団のトップにあたる「共同代表」には、10月に維新に合流したばかりの前原誠司氏を充てたい考えを示しました。
日本維新の会・吉村洋文新代表:
国会での経験を十分お持ちで、かつ改革の実績もある。適任者は前原さんだと。
共同代表は新代表に指名権がなく、国会議員団の選挙で決めます。
代表選で敗れた松沢参院議員が意欲を示しましたが、吉村氏周辺の議員は「『吉村さんが望む人』という形で、すでに過半数を確保できる見通しが立っている」と話していて、前原氏が選ばれる公算が大きくなっています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。