記者会見に臨む鈴木俊一総務会長(29日、党本部)

自民党の鈴木俊一総務会長は29日の記者会見で、結党70周年にあたる2025年の党大会を3月9日に都内のホテルで開催すると発表した。1年間の活動計画である運動方針を決定する予定だ。

鈴木氏は「衆院で過半数を割った少数与党の政権であることを踏まえ、党を立て直すことに資する大会にすべきだ」と述べた。

党大会は党則で「党の最高機関」とされる。1年に1度開催し、党所属の国会議員や各地方組織の代表者らが集う。運動方針を決めるほか、予算や決算など党務について報告する。

24年は3月17日に開いた。当時の岸田文雄首相(党総裁)が派閥の政治資金問題について「深い反省の上に、私自身が先頭に立って政治改革を断行すると約束する」と表明した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。