新たなスタジアムの建設候補地を秋田市の八橋運動公園の第2球技場と健康広場とする市の提案に、秋田県が合意したことが分かりました。誰がどのように事業を手がけ、整備するかが今後の議論の焦点となります。
秋田市は、新たなスタジアムの建設候補地を、八橋運動公園の第2球技場と健康広場に絞り込みました。その上で、供用開始を整備計画で示した2032年夏から1年以上前倒しすることを目指しています。
25日に開かれた市と県、ブラウブリッツ秋田による協議会で、市は新スタジアムの建設候補地を県とクラブ側に示しました。
また、候補地となった第2球技場と健康広場を代わりに整備する場所を、勝平市民グラウンドと、相撲場とその周辺とすることを提案し、クラブ側が了承しました。
28日に開会した秋田市議会の11月定例会で穂積市長は、県が提案に合意し、建設候補地が正式に決まったことを明らかにしました。
秋田市・穂積市長:
「きのう新スタジアムの整備場所について、県とも合意できたことから、早期整備に向け、今後は事業主体や整備手法などについて、3者(市・県・BB)で協議していきたいと考えています」
今後は、誰が、どのようにスタジアム整備を手がけ、市・県・ブラウブリッツを含め費用をどう負担するか、議論が進められます。
なお、穂積市長は2025年春の市長選について、11月議会の中で態度を表明するとしています。
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