岸田文雄前首相は26日、衆院選で自民、公明両党が敗北して「少数与党」となった石破政権について「欧州諸国はほとんどが少数与党で、各国が知恵を出し、工夫して政権を維持している。日本でも少数与党がどのように政権を運営していくのか、政府・与党で知恵を出し、結果を出す政治を実現していかなければならない」と述べた。「資産運用立国議員連盟」の会長として首相官邸で石破茂首相に提言を提出後、記者団に語った。
岸田氏が10月に首相を退いた後、官邸を訪れるのは初めて。記者団に「国の内外に重要な課題が山積している時、石破政権にはぜひ頑張ってもらわなければならない」とも語った。【園部仁史】
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