石破首相は、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会合に出席するため、南米・ペルーに向けて出発しました。
石破首相は14日午後5時半ごろ、政府専用機で羽田空港を出発しました。
ペルーの首都・リマで、自由貿易やデジタル化が議題のAPEC首脳会議に出席します。
石破首相:
我が国として、この地域の経済的な成長のために何ができるかと、議論をしてまいりたい。
出発を前に意気込みを語った石破首相は、現地時間の15日に行われる中国の習近平国家主席との初めての会談について、「2カ国の間にはいくつかの問題もある。率直な意見交換をしたい」と述べました。
会談では、中国の軍事活動に深刻な懸念を伝える一方、「戦略的互恵関係」の推進を確認し関係構築を図りたい考えです。
また、リマでは、アメリカのバイデン大統領や韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とも会談する予定です。
石破首相は、G20(20カ国・地域首脳会議)が開かれるブラジルも訪問し、その後、帰国します。
経由地のアメリカではトランプ次期大統領との会談を調整していますが、日程が確定しておらず、実現しても短時間となる可能性もあり、調整の行方が注目されます。
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