首相官邸で開かれた全世代型社会保障構築本部の会合(8日午前)

政府は8日、全世代型社会保障構築本部を首相官邸で開いた。石破茂首相は2023年末に閣議決定した社会保障の「改革行程」に沿って、具体的な改革項目を検討するよう関係閣僚に指示した。首相は「現役世代の負担を軽減し、誰もが年齢に関わらず能力をいかせる全世代型社会保障を構築したい」と述べた。

社会保障の改革工程では、2028年度までに75歳以上の医療費3割負担の対象拡大などについて検討することが明記されている。

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