任期満了に伴う飯豊町の町長選挙は27日に投開票が行われ、元・町職員の嵐正人氏が新人同士の一騎打ちを僅差で制し、初当選を決めた。

<飯豊町長選の開票結果>
いずれも無所属の新人で元・町職員の嵐正人氏、2247票。
前の副町長の高橋弘之氏、2203票。
2008年以来16年ぶりとなった町長選は、新人同士の一騎打ちを嵐氏が44票差の僅差で制した。

(嵐正人氏)
「若い力を信じた町民のみなさんが選んでくれた。本当に感謝しています。全身全霊で、飯豊町民のみなさんのために仕事をしていきたい」

嵐氏は「飯豊町に新しい風を!」をスローガンに、保育料の無償化や100歳の高齢者に100万円を支給する事業の実施・自動運転による移動手段の構築などを公約に掲げた。

衆議院の解散総選挙に伴い、急きょ選挙の日程が2日前倒しとなった今回の町長選。
投票率は82.68%で、2008年の前回を5.35ポイント下回った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。