今月27日に投開票が行われる衆議院選挙の期日前投票で、同じ有権者が2回投票するミスが発生しました。二重投票があったのは福岡県糸島市で、24日、有権者が投票した後に発覚したということです。

糸島市選挙管理委員会によりますと、二重投票をした有権者は、24日午後1時10分ごろ、糸島市人権センターに設けられた期日前投票所に入場整理券を持って訪れ、投票用紙を受け取り、衆院選の小選挙区、比例代表、最高裁判所裁判官国民審査の投票を済ませました。

投票終了後、投票受付システムの画面に「投票済み」の警告が表示され、システムによる受け付けができなくなったことから、受け付け担当者に代わって市の選管職員が入場券を確認したところ、二重投票が発覚したということです。

市選管では、受け付け担当者が警告を見落としていたことが原因とみています。

投票をした有権者は今月22日、入場整理券を持たずに、糸島市内の別の期日前投票所を訪れ、すでに投票を済ませていました。

投票用紙はすでに投票箱に投函されていて、特定することができないため、投票総数に含まれることになります。

市選管では担当職員に対して注意喚起を行い、再発防止を徹底するとしています。

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