衆議院議員選挙が15日、公示されました。

長崎県内は新たな区割りで行われる初めての選挙で、3つの小選挙区にこれまでにあわせて12人が立候補を届け出ています。

<長崎1区>

立候補しているのは届出順に、日本維新の会の新人・山田 博司さん(54)、共産党の新人・内田 隆英さん(68)参政党の新人・黒石 隆太さん(33)、自民党の新人・下条 博文さん(49)、国民民主党の前職・西岡 秀子さん(60)の5人です。

維新・新 山田博司候補(54)
「企業や団体の献金や選挙支援で政治を曲げられることなく、有権者、次世代のための政治ができる」

日本維新の会の新人・山田博司さんは、議員報酬の削減など身を切る改革で財源をつくる党の実行力をアピールします。

教育無償化など次世代のために取り組むと訴えました。

共産・新 内田隆英候補(68)
「パーティー券を含め、企業団体献金の禁止と政治をお金でゆがめるような政治をきっぱり改めさせる」

共産党の新人・内田隆英さんは、議員による癒着の問題を指摘した上で、物価高対策を重点にした政策を訴えます。

参政・新 黒石隆太候補(33)
「世襲、利権、組織票、政治体制についても言及をしていけるのが、唯一この参政党であると思っている」

参政党の新人・黒石隆太さんは、既存政党との違いを強調します。

減税と積極財政、輸入依存の経済からの脱却など、国民目線の政治に取り組むとしています。

自民・新 下条博文候補(49)
「お騒がせをした政治資金の問題について、大いなる反省によって政治改革を断行しなければならない」

自民党の新人・下条博文さんは「政治とカネ」の問題をめぐり改革の先頭に立つと述べました。

一次産業の支援など経済対策に取り組むとした上で、「与党の議席奪還」を訴えました。

国民・前職 西岡秀子 候補(60)
「賃上げというのを政策の柱として掲げたのは他でもない国民民主党でございます」

3期目を目指す国民民主党前職・西岡秀子さんです。

自民党による政治資金規正法の改正は不十分と指摘した上で、経済政策をはじめ国民に寄り添う政治をアピールしました。

<長崎2区>

自由民主党の前職・加藤竜祥さん(44)、立憲民主党の前職・山田勝彦さん(45)、参政党の新人・高木聡子さん(42)、日本維新の会の新人・横田朋大さん(37)の4人です。

<長崎3区>

日本維新の会の新人・井上翔一朗さん(41)、自由民主党の前職・金子容三さん(41)、立憲民主党の元職・末次精一さん(61)の3人が立候補しています。

長崎県内は今回の衆院選から区割りが変更され、選挙区は4つから3つになりました。

立候補の届け出は15日午後5時までです。

投票は10月27日で、16日からはすべての市町で期日前投票が始まります。

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