裏金問題をめぐり、自民党は10月9日、次の衆院選で福島3区から立候補を予定している現職・菅家一郎さんの非公認を決定した。
自民党は9日党本部で選対本部会議を開き、次の衆院選の1次公認279人を決定した。
福島県の小選挙区から立候補を予定している福島1区の現職・亀岡偉民さん、福島2区の新人・根本拓さん、福島4区の新人・坂本竜太郎さんの3人については、自民党福島県連の申請通り公認が認められた。
一方、同じく県連が福島3区で公認を申請していた現職・菅家一郎さんについては、非公認となった。裏金問題をめぐり、菅家さんは不記載額が1289万円に上っていて、6ヵ月の党役員停止の処分を受けていた。
福島テレビの取材に「まだコメントは出せない」と話した。
また、比例単独での立候補を予定している現職の上杉謙太郎さんの公認については、判断が先送りされた。
衆議院は9日午後に解散され、総選挙が15日公示、27日投開票の日程で行われる。
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