石破首相は9日、衆議院の解散に踏み切ります。

これに先立って、自民党は政治資金の不記載があった議員10人以上を衆院選で非公認とする方針を決める見通しです。

石破首相と森山幹事長、小泉選挙対策委員長は8日夜、いわゆる“裏金議員”の公認の是非などを協議しました。

石破首相:
いろいろな観点から総合的に判断をするということで、最終的な調整を行ったところです。

執行部はすでに旧安倍派幹部ら6人を公認しない方針でしたが、関係者によると、協議の結果、非公認の議員は10人以上に増える見通しで、9日に方針を決めます。

その後、石破首相は臨時閣議を開き、衆議院の解散を決定します。

国会では午後1時から党首討論が行われ、立憲民主党の野田代表ら野党の党首が、石破首相と通常の倍の80分にわたり論戦します。

そして、午後3時半からの衆議院本会議で天皇陛下の詔書が読み上げられ衆議院は解散し、27日投開票の総選挙の火ぶたが切られます。

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