記者団の質問に答える公明党の石井啓一代表(7日、国会内)

公明党の石井啓一代表は7日、自民党派閥の政治資金を巡る問題に関連し、次期衆院選で関係議員を推薦する際の条件を示した。①公明党の党員・支持者への説明責任②自公両党の協調関係への貢献③地元支持者の理解――を軸に個別に判断する。

国会内で記者団の質問に答えた。3条件は政治資金収支報告書への不記載があった自民党議員のうち、同党の公認を得て、公明党に推薦依頼があった議員に適用する。

石破茂首相は6日に、不記載があった議員の一部を次の衆院選で公認しない方針を示した。石井氏は「政党間の協力が前提だ。自民党からの推薦依頼がない人を推薦するのは考えにくい」と話した。

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