トラブルで中断している燃料デブリの取り出しをめぐり、早ければ25日にもロボットの回収作業が完了する見通しだ。

福島第一原子力発電所2号機では、事故後初めてとなる燃料デブリの試験的取り出し作業が、ロボット先端のカメラのトラブルで中断されている。
東京電力はこのロボットの回収を9月23日から開始していて、24日までにロボットを当初の位置から5.2メートルほど引き戻した。
早ければ25日にもロボット全体を格納容器の外に出し、回収作業が完了するということだ。

東京電力はトラブルの原因について、現時点では分かっていないとしていて、ロボットを回収後、カメラを遠隔で確認する方針。
また、試験的取り出しの再開時期については未定としている。

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