長野県はマイナンバーカードのトラブルを受けた自主点検で紐づけの誤りが60件確認されたと明らかにしました。外部への個人情報の流出は確認されていないということです。

2023年度、国の方針で全国で実施されたマイナンバー情報の総点検で、県内では本人の情報とマイナンバーの紐づけの誤りが1件確認され、県は紐づけを行う17の事務すべてで自主点検を行っていました。

その結果、身体障害者手帳や療育手帳、特別児童扶養手当に関する事務などで合わせて60件の紐づけの誤りが確認されたということです。

このうち、申請書に記入されたマイナンバーが誤っていたケースが28件、職員の入力に誤りがあったケースが32件だったということです。

県はすでに誤りを修正していて、これまでに外部への情報の流出は確認されておらず、手帳の交付や手当の給付の誤りもないということです。

県DX推進課は「今後、同様の事案が発生することのないよう、再発防止策を講じてまいります」とコメントしています。

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