大阪・関西万博の開幕が4月13日で1年前となるのを前に、自見万博相は12日の会見で、「ここからはしっかりとコンテンツの中身の発信をしながら、まさに魂を吹き込む段階に入った。これからより一層気を引き締めて準備にあたっていきたい」と述べた。

万博を巡っては、工事の遅れや費用の増加などの問題が相次いで指摘されているが、開催の意義を改めて問われ、「今回の万博はコロナの後初めてとなる世界の国際博覧会だ。命ということを改めてコロナ禍でも見つめ直した各国の国々の方々も大勢いると思う。今一度”絆”や、人類が共通に直面している課題にも思いをしっかりと巡らせ、未来を切り開く契機となる大きな意義があると考えいる」「私自身も関係者と連携して取り組んでまいりたい」と強調した。

さらに、1月から始まったボランティアの募集では、2万人の枠にすでに1万5000人が応募していると発表し、「13日の開幕1年前イベントで、万博の運営を担うエキスポサービスクルーの募集も開始する」と呼びかけた。

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