中国軍の情報収集機が五島市の男女群島沖で日本の領空を侵犯したことを受け、五島市民から不安の声があがっています。

木原 防衛相
「我が国の主権の重大な侵害であるだけでなく、安全を脅かすものであり全く受け入れることができません」

中国軍のY-9情報収集機は、26日に五島市の男女群島沖で2分間にわたり日本の領空を侵犯しました。

木原防衛相は中国軍の意図や目的について「確たることを答えるのは困難。分析を進める」としています。

五島市民からは不安の声があがっています。

元漁師の男性
「やっぱり怖いですよね」「昔、あそこまで(漁師として)男女群島まで行っていたから」

女性
「なにかが始まるんじゃないかと思ったりね」

男性
「脅威ですね、中国は」「一番、通りやすいよね、五島は。戦争するにしても」「(男女群島は)一番魚のおいしいところ。我々、毎日魚にお世話になっている」

中国軍機が日本の領海を侵犯したのは初めてで、日本政府は中国政府に対し、厳重に抗議するとともに再発防止を強く求めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。