自民党総裁選への出馬を巡り、林官房長官は26日、記者団に「意向を固めつつある」と説明した上で、正式表明の時期については「台風の状況も見極めて判断したい」と述べた。

林長官は、国会内で記者団の取材に応じ、「岸田首相の退陣表明の後、いろいろな方と意見交換した。総裁選にどう臨むか、意向を固めつつある」とした上で、「多くの声が『立つべし』ということなので、それを踏まえて決断したい」と述べた。

また、立候補に必要な20人の推薦人については、「しっかり確認して、作業を続けていきたい」と述べた。

一方、表明の時期について「私は官房長官という責任を負っている」とした上で、「大きな台風が日本に向かってきている状況だ。これは私の本務なので、状況をしっかり見極めながら、スケジュールを判断していきたい」と説明した。

そして、総裁選で訴える「具体的な政策や党改革、政治改革は、表明の時期に、しっかりと説明したいと思っている」とした。

林長官が出馬すれば、自民党が野党時代の2012年以来、2回目の挑戦となる。

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