お盆を挟んだ夏休み、国会議員は地元でどんな活動をしていたのか、シリーズでお伝えしてきました。最終回は国民民主党の長友慎治議員です。多くの人の話を聞こうと足で稼ぐ姿がありました。

8月11日日曜日の朝、五ヶ瀬町の祇園神社で祭りが開かれていました。長友議員は出店を回り、住民と話をします。

(国民民主党 長友慎治議員)
「今日もびっくりしたんですよね。林業をやっている方が、どうしても鳥獣被害に対応しないといけないのでどうやってそれを生かそうかなということで、クラフトを作ってらっしゃるとか。そういう活動に光を当てられるといいなと思いながら。まずは僕が知ることだと思っているので。」

祭り会場の周辺にも足を延ばし…一軒一軒、自ら、ポスティングしていきます。

Q普段からやっていること?
「まあ隙あれば…常に持ち歩いていて、空いた時間があればポストを探しますね」

「身近な存在にならなければ、地元の声は届かない」と話す長友議員。

(国民民主党 長友慎治議員)
「僕の場合はまだ1期生ですので、まだまだ知られていない、自分自身のことを知らない方もたくさんいるので、知ってもらいたいなという思いが一番強い」

国会議員になる前は…
(国民民主党 長友慎治議員)
「週刊詩の記者とか、フリーランスもやったし、自分で起業もしたし、いろんな働き方をしてきたんですけど、そこに政治家っていうのが加わる予定はなかった。」

長友議員は39歳で東京から宮崎にUターン。中小企業の支援を軸に地方創生に取り組み、国とやりとりをする中でこう感じました

「言葉を選ばないで言うと、やっぱり都市部の人たちは、地方を馬鹿にしてるなというのをどうしても感じてしまって、この人たちに地方の良さ大切さをもっとわからせないといけないなと。政治が変わらないといけないと思った」

昼食のメニューはカレーライスです。

Qべジファーストなんですか?
「野菜が好きなんですよね。健康に気を使っているほどでもないんですけど、多分、健康に気を使うんだったらお酒の量減らした方がいいですね。これが減らない。」

お昼の休憩は30分。午後からは日之影町の山道を進みます。長友議員が活動するエリアは26市町村のうち16市町村が入り、九州で最も広いと言われます。

そのためひとつきに走る車の走行距離は4000キロとなることも…日之影町の中心部からおよそ50分かけて到着したのは鹿川地区。

(日之影町民)
「もう人が減るばっかりじゃ。これを何とかせにゃいかんと思うっちゃけど、もう私たちの力ではどうしようもない。この田舎がなくなるというのは…だから国会議員の人にちゃんとしてもらわんとですよ。もう農地が荒れてしまったら。」

農家の声に耳を傾けます。

「国会議員の人たちがここら辺に来るというのはほとんどないのでありがたいです。こんな田舎を見てもらえるというのは」

顔と名前を覚えてもらうため、限られた時間をフル活用。

(国民民主党 長友慎治議員)
「今、都市部と地方の格差が開いている状況が現実だと思うんですね、でも地方が豊かじゃないと日本は支えきれない。そのために、地方にしっかりと政治が目配りをして予算も付ける。そういうことを改めて国の官僚の皆さんにも分かってもらうということを取り組むことが必要だなと思います。」

午後6時…
Q今日はこれで終わりですか?
(国民民主党 長友慎治議員)
「このあとは日向市の東郷町に行って、夏祭りに参加して、夏祭りが終わったら終わりかな。」

自らの足で、政治家としての土台を築く夏です。

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