自民党の総裁選挙は、高市経済安保相が来週にも出馬を表明することがわかり、6人以上が出馬する見通しの乱戦模様となっています。

最新情報を国会記者会館から、フジテレビ政治部・宗本龍享記者が中継でお伝えします。

前回、安倍元首相の支援を受け善戦した高市氏は、いわゆる“保守票”に加え、女性候補として最初に立候補を表明することで、“女性票”の受け皿になりたい考えです。

21日夜、高市氏は陣営の議員と対応を協議し「今回こそ総裁選を勝ち抜きたい」と決意を表明しました。

ただ今回は、3年前に高市氏の推薦人だった小林鷹之氏と保守票の奪い合いとなる可能性が指摘されていて、高市氏の陣営としては、「安倍路線の継承」を強く打ち出し、差別化をはかりたい考えです。

さらに、上川外相が出馬した場合について、周辺は「女性票の取り合いになる」と警戒しているほか、推薦人集めを進める加藤元官房長官との「支持層かぶり」も懸念しています。

すでに6人以上の出馬が濃厚な乱戦模様になっていることに、出馬を予定しているある議員は「票が割れるから、たくさん出るのはいいことだ」と話していて、候補者が何人まで増えるか注目を集めています。

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