県が佐賀市で開校を目指す県立大学をめぐり、県の担当者が佐賀市議会の全員協議会で概要などを説明しました。

県立大学をめぐっては県が7月、設置場所を佐賀市と発表し、通学路や周辺環境の整備などについて市と連携協定を結んでいます。
これを受け市は、街づくりに関する調査分析委託費500万円を盛り込んだ補正予算案を、21日に始まった定例市議会に提出しています。
佐賀市議会の全員協議会では、県の担当者が議員に学部の構成や教育方針など大学の概要について説明。
出席した議員は学部が県内企業のニーズと合っているか、市の財政負担はどうなるかなど担当者と意見交換していました。

【佐賀市 坂井英隆市長】
「佐賀から新しい時代にチャレンジをする人材の育成、この一端を担って県立大学と多方面で相乗効果を発揮できるようつとめてまいりたい」

また、県は大学の設置場所を佐賀市八丁畷町にある佐賀総合庁舎としていて、入居する機関の移転も課題となっています。
市によりますとこのうち、佐賀中部農林事務所は大和支所へ移転する方向で検討しているということです。

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