自民党の総裁選挙は、小泉進次郎元環境相が立候補する意向を固め、動きが活発化しています。

小泉進次郎元環境相:
(Q. 出馬意向の報道が出ているが?)周辺の報道ですから、ひとつひとつお答えすることは控える。(Q. 期待の声があるが?)ありがたくいただく。

立候補の意向を固めた小泉氏は、記者団の取材には明言を避けました。

党内では、「進次郎氏なら選挙に勝てる」などと期待する声が上がっています。

石破茂元幹事長:
この総裁選は本当に自民党の命運をかけた選挙だ。

石破元幹事長の事務所は、石破氏が24日午前に地元の鳥取・八頭町で、総裁選立候補の記者会見を行うと発表しました。

総裁選の公約などは、来週、東京で記者会見をして発表する見通しです。

26日の立候補会見を調整している河野デジタル相は、YouTubeの収録を行いました。

河野太郎デジタル相:
発信したいことを動画の形にするのがいいのかなと。中身は内緒です。

一方、立憲民主党の代表選挙では、枝野前代表が立候補会見を行い、「人間中心の経済」の実現を掲げました。

立憲民主党・枝野幸男前代表:
「人間中心の経済」、一人一人に寄り添うまっとうな政治への転換を成し遂げる、その先頭に立ちたい。

現職の泉代表は「先頭に立って、中堅若手がもっと物を言える党に変えなければいけない」と述べ、再選への意欲を示しました。

立候補の待望論が出ている野田元首相は、訪問先の台湾で講演し、頼清徳総統と会談しました。

この他、馬淵元国交相、江田元代表代行がそれぞれ党所属議員から立候補の要請を受けるなど、立憲民主党も動きが加速しています。

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