自民党の総裁選挙をめぐり、石破元幹事長は、早ければ今週中にも立候補を表明したい考えを示しました。

――20人の推薦人が集まっているのか?

自民党・石破茂元幹事長:
(メドは)ほぼつきつつありますが、その確認作業を数日中にやらせていただきたいなと思っています。

石破氏は、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演後、記者団に対し、今週前半に推薦人の確認作業を進め、確認でき次第、早ければ今週中にも立候補を表明したい考えを示しました。

また、加藤元官房長官は地元・岡山県で、立候補に向け推薦人集めを進める考えを強調しました。

自民党・加藤勝信元官房長官:
推薦人を集めていかなければ立候補することができないわけで、今、本当に一人一人お願いをしている最中にあります。

一方、小林前経済安全保障担当相はBS番組で、「できるだけ多くが立候補して議論することが大切だ」と述べました。
19日に立候補会見をする方針です。

小泉元環境相は神奈川・横浜市で会見し、自身の立候補について「真剣に考えて判断をしていきたい」と述べました。

高市経済安全保障担当相は、自身のXに「国家経営を担うべく、心を固めている」と投稿し、立候補に意欲を示しました。

また、上川外相もXに「ねじりはちまきで、電話かけ。日に日に手ごたえを感じています」と投稿しました。

総裁選は、11人が立候補に意欲を示す混戦模様となっています。

自民党・野田聖子元総務相:
(総裁選の)候補者に手を挙げた異常な数の仲間たちが増えてきまして、こんなに出たかったら、もっと前から出てればいいのにと思うんですけど。

前回の総裁選に立候補した野田元総務相は、今回の自身の対応には言及しませんでした。

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