立憲民主党の野田佳彦元首相は19日、9月23日に投開票される代表選挙について、自らが立候補するかどうかの結論を出すのは急がない考えを示した。

野田氏は、自身の選挙区である千葉県習志野市の駅前での活動を終えた後、記者団の取材に応じた。

野田氏は、19日午後に同じ千葉県の国会議員らから立候補要請を受ける予定で、「しっかりと受け止めたい。その上でこれからどうするかはよく考えてみたい」と述べた。

そして、自身の立候補の可能性を問われると、現時点では慎重な姿勢を重ねて示した上で、「告示は7日ではないか。どなたも立候補するチャンスは7日までにはある」と述べ、結論を出すのは急がない姿勢を強調した。

一方で、野田氏は、自民党総裁選挙よりも代表選挙の実施時期が先行する可能性に言及し、「実質的にこの国をどうするかという本格的な議論、党の改革など自民党に負けない改革案を打ち出していくことで議論を主導していけるような代表選挙にすべきだ」と訴えた。

代表選挙には、枝野幸男前代表が立候補を表明し、現職の泉健太代表が再選に向けて準備を進めているほか、小川淳也前政調会長の立候補に期待する声が出ている。

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