立憲民主党の野田佳彦元首相は18日、党千葉県連の有志から19日に自身の代表選出馬を求める要請書を受け取ると述べた。千葉県四街道市で記者団に明らかにした。自身の立候補について「受け取った後は熟慮したい。自分が政権交代のチャンスを壊すわけにはいかない」と述べるにとどめた。
県連の奥野総一郎会長は「県内で待望論が非常に強かった」と説明した。
野田氏は代表選の構図を巡り、自民党総裁選に埋没しないために3〜4人が立候補することが望ましいとの考えを示した。「代表選が早めに始まる。争点のアジェンダ設定ができるような戦略的な取り組みが必要だ」とも指摘した。
日本維新の会や国民民主党との連携策を代表選の争点にすべきだと強調した。「どこかの政党を排除することを野党第1党がやってはいけない」と話した。
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