立憲民主党の泉代表は7日、9月23日投開票の日程が決まった党代表選への自身の対応について、「党のため、政権交代可能な政治をつくるため何ができるかを考えてきた。今一段と思いも強くなっている」と述べ、再選に向けた出馬への意欲を強くにじませた。

さらに泉氏は「この党が今後いかにあるべきか、本当に真剣に考える日々だ。多くの仲間と意見交換することが何より大事だ」と語ったが、出馬の明言は避けた。

泉氏はこの直後、野田元首相の事務所を訪れ、約20分間会談したほか、江田憲司元代表代行とも約40分間にわたって会談した。代表選や党運営についての意見交換とみられる。

泉氏は同日午前には、党内最大のグループで枝野前代表が顧問を務める「サンクチュアリ」の会長・近藤昭一衆院議員とも約30分間会談した。関係者によると、支援の要請はなかったという。

泉氏の精力的な動きに呼応するように、泉氏を支えるグループ「新政権研究会」は同日昼、国会近くで会合を開いた。会合に泉氏は出席しなかったが、出席者の1人によると、泉氏が立候補した場合、グループとして全面的に支援する方針が確認されたという。

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