7月の記録的な大雨で酒田市では、全壊をはじめ床上・床下浸水などの被害が多数発生している。酒田市はきょう(7日)、県内の市町村から職員を派遣してもらい被災住宅の被害認定調査を始めた。

住宅の被害認定調査は罹災証明の発行などに欠かせない調査で、酒田市で対象となるのは約2500戸にのぼると見られている。

この調査を円滑に進めようと、酒田市は県内の市町村から職員を派遣してもらうことにした。初日のきょうは、県をはじめ寒河江市・長井市などから18人が応援に入った。
調査に使うタブレットの操作方法などを学んだあと、応援職員と酒田市職員が3人1組になり、10班に分かれて被害があった市内を回った。

「酒田市役所です」

調査は主に酒田駅近くの住宅地で行われ、どのくらいの高さまで水が来たか、被害の大きさはどうだったかなど、住民から聞き取りながら情報を入力したり写真を撮影したりしていた。

(尾花沢市税務課・古瀬瑞希さん)
「家の中に水が入っている家は少なかったが、車庫などではかなり被害があったんだなと。一軒でも多く回って被災されている人の力になりたい」

(村山市防災対策課・三浦崚さん)
「(Q.被害認定調査は何回目?)私自身初めて。私も村山市の代表として少しでも酒田市の力になれればと思っている」

職員の応援は5日おきに交代して8月26日までの予定だが、調査が終わらない場合などは期間の延長もあるという。

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