岸田首相は6日、訪問先の広島市で、5日に史上最大の下げ幅となり、6日に一時3000円以上値を戻した日経平均株価の乱高下について「昨日の株価の動きの指摘あったが、今日も株価は動いております、こうした状況を冷静に判断することが重要、引き続き緊張感持って注視し、日銀と密接に連携しつつ経済財政運営を進める」と述べた。

さらにこうした中での経済状況の認識について「6月の実質賃金はプラス1.1%27ヶ月ぶりプラスとなった、春闘で33年ぶりの賃上げ率、高水準の数字が示されている、また最低賃金も過去最大の上げ幅となった。過去最大の設備投資、企業収益もあがっている」と指標をあげた上で「日本経済は新たなステージへの力強い移行が続いていると認識している」と述べた。

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