岸田首相は訪問先の広島市で6日午前、記者会見を開き、株価については「冷静に判断していくことが重要だ」と述べました。

岸田首相:
きょうも株価がまた動いています。こうした状況を冷静に判断していくことが重要であると考えています。

岸田首相は日本経済の状況について、賃金や設備投資などの指標を挙げ、「新たなステージへの力強い移行が続いている」との認識を示しました。

そのうえで、「引き続き緊張感を持って注視し、日銀と連携して経済財政運営を進める」と強調しました。

また国会では、5日の株価の大幅な下落を受けて自民党と立憲民主党の幹部が会談し、8月中に閉会中審査を開くことで合意しました。

衆議院の財務金融委員会で鈴木財務相や日銀の植田総裁に説明を求めるもので、具体的な日程については引き続き調整します。

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