岸田文雄首相は6日、広島市内で開いた記者会見で、9月の自民党総裁選について「開かれた総裁選が望ましい」と述べた。党青年局などから十分な選挙期間の確保や地方での討論会などの提言が出ていることを踏まえ発言した。

自身の立候補を問われ「いま経済・外交をはじめ先送りできない課題に結果を出すべく全力で取り組んでいる。いまの段階でそれ以上申し上げることはしない」と言及しなかった。

総裁選のあり方に関して「政治の信頼が基本であるということは当然だ。自民党の刷新に向けても議論を深めていかなければならない」と言明した。「外交・経済・社会をはじめ骨太の政策が真剣勝負で論じられなければならない」と訴えた。

同時に「政権与党としてこれから秋以降、様々な政策を実現し、実行して責任を果たしていかなければならない」と語った。

総裁選の日程や運営方法は「選挙管理委員会において中立公平な立場で具体的な内容を決めていく」と説明した。

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