林芳正官房長官は5日の記者会見で、9月の自民党総裁選を巡り「岸田政権の一員として、官房長官としての役割、拉致問題担当や沖縄基地負担軽減担当としての職責を果たしていくことで政権運営を支えていきたい」と語った。

林氏は岸田文雄首相が会長だった自民党岸田派(宏池会)のナンバー2の座長だった。3日には首相と首相公邸でおよそ1時間半にわたり会談していた。

会見で首相の出馬表明のタイミングについて問われ「政府として答えることは差し控えたい」と述べた。そのうえで、政治の信頼回復や経済政策、外交などに専念するといった首相の考えを改めて示した。

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