自民党の杉田水脈衆院議員は7月31日のX(旧ツイッター)投稿で、差別的言動を理由に杉田氏の議員辞職を求める意見を「言論弾圧」と表現し「言うべきことを言い続ける」と反論した。自身が過去に「男女平等は絶対に実現し得ない反道徳の妄想」と否定する発言をしたことへの批判に対し、書き込んだ。

 言論弾圧は通常、国家などの権力者側が検閲などの手段で報道や表現の自由を規制する行為を指す。交流サイト(SNS)で自らの主張を拡散する一方、非難の声を「言論弾圧」と呼ぶ姿勢は、国会議員の資質として改めて議論を呼びそうだ。

 杉田氏が男女平等を「反道徳の妄想」と発言したのは2014年10月31日の衆院本会議。(共同)

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