自民党の茂木幹事長は、訪問先のタイ・バンコクでFNNの取材に応じ、自民党総裁選への出馬について意欲をにじませながらも、慎重に判断する考えを示しました。

総裁選への対応が注目される茂木氏ですが、海外要人との会談では度々、総裁選が話題にのぼりました。

自民党・茂木幹事長:
(Q. 海外要人との会談では?)あまり外に言えないような話も率直にさせてもらいました。(総裁選がある)9月に忙しくなるんじゃないかと、そんな風に言われました。(Q. 首相が再選を目指す場合の対応は?)これから2年3年、誰がリーダーを務めるにしても、最も厳しい重い責任を負わなければいけない。まずは総理がどう判断されるのかなということに注目したい。

茂木氏は、「岸田首相は大きな成果を上げてきた」と述べつつ、総裁選に向けて「日程もいずれ決まるので、状況を見て考える」と、出馬に意欲をにじませました。

その上で、岸田首相が再選を目指す中、茂木氏が立候補する場合に幹事長を辞職するのかどうかについては「まだ決めていない」と明言を避けました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。