8月からアメリカでの実弾射撃訓練に参加する陸上自衛隊奄美駐屯地のミサイル部隊の事前訓練が報道陣に公開されました。


訓練を公開したのは、陸上自衛隊奄美駐屯地に配備されている地対空ミサイル部隊「第3高射特科群第344高射中隊」です。

訓練は8月からアメリカで行われる実弾射撃訓練を前に公開されました。

訓練では敵の戦闘機を捕捉したりする射撃用レーダー装置を搭載した車両やミサイルの発射装置を載せた車両などが駐屯地の敷地内4カ所に展開し、ミサイルを発射する状態にするまでの一連の流れが確認されました。

ミサイルの実弾射撃訓練は国内では広い場所がないため、国外で実施されており、アメリカでの訓練に部隊が参加するのは2回目だということです。

第344高射中隊長・山本悟3等陸佐
「南西地域は非常に重要視されている地域と認識している。アメリカでの実射訓練は我々にとっても、対空戦闘能力を向上させるいい機会なので、しっかりと訓練を積み上げて、いついかなる状況においても任務達成できるよう練度を保持すべくしっかりと訓練したい」

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