愛媛県にある松山城の城山で起きた土砂崩れで、復旧作業が進むふもとの現場では、斜面からの落石などを防ぐ応急措置として土のうを積み上げる作業が7月30日に始まりました。

現場には中村知事が訪れ、土砂崩れに巻き込まれ死亡した親子3人の住宅の跡地に花を手向け、冥福を祈りました。

中村知事:
「きょうから土のう積み始めますんでよろしくお願いします」

現場では民間敷地内の土砂の撤去が29日に終了。愛媛県が30日から落石防止のための応急措置に取りかかっていて、重さ2トンの土のうをクレーンを使って山際に積み上げていました。8月中旬までに500個の土のうを積み上げる予定です。

斜面には今も1500立方メートルの土砂が残っていて、再び大雨などが降り崩れた場合は土のうだけでは防ぎきれないため、松山市が県の技術支援を受けながら対応策を検討しています。

また破壊された防護柵の復旧は県が行う予定。完了は1年半から2年後になる見込みです。

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