京都市では職員が逮捕されるなどの不祥事が相次いでいて、緊急でコンプライアンスの推進を図る会議が開かれました。

【京都市 松井孝治市長】「これだけの不祥事が続いているということは、重く重く危機感を持って、危機感を共有していただきたいと思います」

京都市役所で29日朝、松井市長と幹部職員が集まって緊急でコンプライアンス推進会議を開きました。

京都市では5月以降、職員と教員合わせて4人が、児童買春や収賄などの疑いで逮捕されたほか、市営地下鉄を無賃乗車した交通局の職員2人が懲戒処分になるなど、不祥事が相次いでいます。

会議では問題発生の背景について検証することが確認されました。

【京都市 松井孝治市長】「何がこれだけの不祥事の背景にあったのか、今日的な課題が新たに発生していないかどうか、そのことを徹底的に検証していただきたい」

京都市は今後、外部の有識者とともに検証を進める方針です。

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