日米の安全保障を協議する「2プラス2」が7月28日に東京都で開かれ、米軍関係者による事件・事故について、情報共有ために二国間で調整を継続していくことが確認されました。

7月28日に開かれた日米の外務・防衛の閣僚による協議「2プラス2」で、日本側は沖縄県内で相次ぐアメリカ兵による女性への性的暴行事件について、アメリカ側に遺憾の意を伝えました。

▽上川外相:
「私から大変遺憾である旨発言しました。重要なことは、米側が発表した措置が確実に実行され再発防止策に繋がることです」

日米の共同発表では「適時の情報共有のために継続的に二国間で調整すること」が確認されましたが、新たに踏み込んだ対策などは示されず、再発防止策については閣僚レベルでフォローしていくとしています。一方で米側から事件への謝罪はありませんでした。

協議では「南西諸島での日米共同演習や施設の共同使用のさらなる機会の追及」を確認したほか、PFASなどの環境問題についても緊密に連携していくとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。