人口減少が進む長崎市で、定住人口の増加と経済の再生を後押ししようと、まちづくりの構想=「グランドデザイン」を検討する委員会が初めて開かれました。

「長崎まちづくりのグランドデザイン検討委員会」は学識者や商工会議所の代表など13人が委員を務めます。

長崎市役所で初会合が開かれました。

議論するのは、長崎市の30年後を見据えたまちづくりの具体的な方向性です。

長崎市まちづくり部 赤倉史明 部長
「長崎市においては全国的に見ても人口減少のスピードが速い」「経済再生や定住人口増加を、まちづくりの面から後押ししていこうと」

長崎市の人口は減少の一途を辿り、40万人を割り込んでいます。

検討会では定住人口の増加と経済再生に向け、市が「住む場所」として選ばれるための魅力アップの施策、市中心部と周辺部をつなぐ交通ネットワークの維持・強化などについて議論し、2025年10月に「グランドデザイン」として公表します。

次回の会合は今年10月に開かれます。

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