次世代半導体の国内での量産化に向け、政府が新たな法案をつくり、国会に提出する方針を固めたことがわかりました。

半導体の生産を巡っては、北海道に新たな工場を建設している「ラピダス」が、2027年をめどに次世代半導体の量産を始めることを目指しています。

複数の政府関係者によりますと、量産化や研究開発の支援に向け、政府は新たな法律を整備する方針を固め、24日、工場の建設現場を視察する岸田首相が、必要な法案を早期に提出する方針を表明する見通しです。

スマートフォンや自動車など、電気を使う多くの製品に搭載され、「産業のコメ」ともいわれる半導体は、世界各国の競争が激しさを増し、経済安全保障の観点からも国内生産の重要性が高まっています。

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