岩手県盛岡市など8つの市と町が整備する新たなごみの焼却施設が稼働する2032年度に向けて、不燃ごみなどの処理体制について話し合う協議会が7月23日に開かれ、専用の施設を複数設けることが決まりました。

盛岡市とその周辺あわせて8つの市と町では既存の施設の老朽化を受けて、ごみの焼却を1カ所で行える施設を盛岡インターチェンジ近くに建設する方針で、2032年度の稼働開始を予定しています。

23日はその施設の稼働後の不燃ごみと資源ごみの処理体制を話し合う会議が開かれ各市と町のトップが出席しました。

このなかでは可燃ごみのように1カ所に集約する方式は採らず、八幡平市と岩手町、そして滝沢市と雫石町が共同で処理を行う施設を新たに整備することなどが決定されました。

ごみ処理体制検討協議会 森田晋事務局長
「今後の体制をどうしていくかの方向性を決定することができた。それぞれ実施主体である市町と一緒に検討を進めていきたい」

協議会では今後もごみ処理の効率化に向け議論していくことにしています。

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