兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどの疑惑をめぐり、兵庫県議会の百条委員会が開かれ、死亡した元幹部職員が残した音声データなどについて資料として取り扱うことが決まりました。
【斎藤知事とみられる音声】「ワイン、まだ私飲んでないので、ぜひまた。この間、イチゴと、塩はあれですけど…折をみてよろしくお願いします」
これはおととし11月、斎藤知事が兵庫県西部の会合に出席し、特産品をねだったとみられる音声です。
今月7日に死亡した元県民局長(60)が残していました。
元県民局長はことし3月、斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発しましたが、「事実無根」として県から懲戒処分を受けていました。
【兵庫県 斎藤元彦知事】「(音声は)おそらく私のやり取りだと思います。ワインを2本持ってきていただいて、飲ませていただいたのは事実」
19日午後、知事の疑惑などを調べる百条委員会が開かれ、音声データなどについて資料として取り扱うことが決まりました。
百条委員会は、年内までに調査報告書を取りまとめる予定です。
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