岸田文雄首相(自民党総裁)は19日、首相官邸で公明党の山口那津男代表と公職選挙法の改正をめざすことを確認した。秋の臨時国会を想定する。4月の衆院補欠選挙と7月の東京都知事選で選挙妨害や不適切なポスターが公営掲示板に貼られる問題などが表面化した。

山口氏は会談後、記者団に「しっかりと課題を整理して法改正に臨めるように話し合った」と明かした。「(9月に予定する)自民党総裁選や公明党大会などで関心が集中する前におよそのめどを立てた」と述べた。

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