半導体製造装置の部品製造を手がける益田市の電子部品メーカーが、浜田市内の工業団地に工場を移転、増設することになり、島根県と浜田市との間で支援に向けた覚書を交わしました。

工場の移転、増設を計画しているのは、益田市に本社を置く電子部品メーカーの双洋電機です。このほど島根県庁で、双洋電機の柳井社長と島根県の丸山知事、浜田市の久保田市長が、支援に向けた覚書を交わしました。

双洋電機は、半導体製造装置向けの電気機器をつなぐハーネスの製造を手がけていて、半導体の需要の増加が今後見込まれることから受注拡大に対応するため、老朽化した現在の浜田工場を市内の工業団地に移転、生産設備を増強します。
新工場の総事業費は約3億円で、県が約3000万円、浜田市が約1500万円を助成します。

双洋電機・柳井達也社長:
半導体の需要が上がると考えているので、それに対してこの工場が貢献できるようにと考えている。

新工場は、2025年2月に操業を始める予定で、操業後3年間で新たに5人の雇用を計画しています。

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