防衛省は18日、海上自衛隊での潜水手当の不正受給をめぐり、元自衛官4人が逮捕されていたと明らかにした。防衛省の担当者が立憲民主党の会合で説明した。

防衛省によると、自衛隊内の捜査機関である警務隊が2023年11月、4人を逮捕した。その後いずれも不起訴処分となったという。

防衛省は12日、海上自衛隊で実際に潜水していないにも関わらず不正に潜水手当を受給していたとして、懲戒免職11人を含む計74人を処分したと発表した。不正受給の総額は約4300万円に上る。処分発表の際には、今回の逮捕については触れていなかった。

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