白鷹町で4月に発生した正面衝突死亡事故を受け、きょう(17日)現場の道路にラバー製のポールが設置された。県はこれによって一定程度の事故抑止効果が期待できるとしている。

今年4月、白鷹町の国道348号で軽乗用車が下りの右カーブで対向車線にはみ出し、乗用車と正面衝突して2人が死亡した。
この事故を受け、県は現場のカーブに道路の幅を狭く見せて減速を促す「ドットライン塗装」などの安全対策工事を進めてきた。

(リポート)
「死亡事故が発生した国道のカーブ周辺では、さらなる安全対策として、道路中央にラバーポールを設置する工事が行われています」

そしてきょう県が追加で行った安全対策が、現場付近の道路中央部にラバー製のポールを設置する工事。
高さ80センチのポールを、直線は20メートル間隔、カーブは10メートル間隔で計13本設置した。
立体的な視覚効果でドライバーに減速を促すのが目的で、過去の設置事例から、県は「一定の事故抑止効果が期待できる」としている。

また、4月の事故のあと現場のパトロールを強化している県と県警によると、対策工事を行った場所を中心に、スピードを落として走る車が以前に比べ増えているという。

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