あわら市は、クマが市内で大量出没していることを受け、市のクマ対策マニュアルを改訂し、対策の強化を図ります。
 
あわら市では、2024年4月から6月のクマ出没件数が、去年の同じ時期の約3倍にあたる70件に上っています。
 
小中学校の近くでも目撃情報が寄せられていて、森市長は「一層の警戒が必要な状況」とし、4年前に作られた市のクマ対策マニュアルを6月に改訂したと発表しました。
 
具体的には、付近でクマの出没情報があった際には、公共施設の自動ドアを自動から手動に切り替えることや、施設にいた市民を安全な場所に誘導するなどを新たに盛り込みます。また、平日の午前7時から8時の間、小中学校の近くを市職員がパトロールを実施します。
  
そのほか、市民に対してクマが寄ってこないよう、食べ物のゴミを外に置かない、外を歩くときはラジオや鈴など音の出るものを持ち歩くなどの対策を呼びかけるということです。

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