林芳正官房長官

 林芳正官房長官は1日の記者会見で、北朝鮮による拉致問題の解決を求める署名が6月30日現在で累計1821万9830筆に達したと明らかにした。

 「署名は政府にとって大変心強い後押しになる。一つ一つに込められた思いをしっかりと受けとめ、全ての拉致被害者の一日も早いご帰国を実現すべく全力で果断に取り組む」と語った。

 署名数の公表は、拉致被害者家族の帰国が実現した2度目の日朝首脳会談から20年が経過する中、署名に込められた思いの数をより明確にすることで、問題を風化させない狙いがある。今後も定期的に署名数を公表する予定という。林氏は拉致問題担当相を兼務している。【鈴木悟】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。