秋田県由利本荘市は、酒気帯び運転の疑いで摘発された職員を懲戒免職処分とした。職員の不祥事が相次いでいることから、市は市長をトップとする会議を立ち上げて対策を検討する方針。

懲戒免職となったのは、由利本荘市のリサイクル施設に勤務する会計年度任用職員(61)。

職員は6月14日の夜から、横手市内の複数の飲食店で知人と酒を飲んだ。職員は帰宅しようとしたものの代行業者を手配できず、駐車場に止めてあった自家用車で仮眠を取った。

職員はその後、由利本荘市の自宅に帰ろうと車を走らせたところ、パトロール中の警察官に停止を求められ、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、摘発された。

由利本荘市では2024年度、職員の不祥事が相次いでいて、懲戒処分を受けた職員はこれで9人目。

これを受け市は、市長をトップに幹部職員などで構成する対策会議を立ち上げた。

対策会議は8月末までに「コンプライアンス指針」を作成する方針。

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