5月に行われた静岡県知事選をめぐり、自民党の片山さつき参議院議員に対して厳正な処分を求める上申書が4つの支部から提出されたことを受け、自民党静岡県連は6月7日、対応を党本部に委ねる方針を決めました。
静岡県連の相談役を務める片山さつき参議院議員をめぐっては、5月26日に行われた県知事選で、党が推薦した候補とは別の候補の陣営に応援ポスターを送ったなどとして浜松市内の4支部が処分を求める上申書を提出しています。
これを受け県連では7日に役員会を開いたものの、党の規定により国会議員の処分を県連で決めることができないため、対応や判断を党本部に委ねることを決めました。
自民党静岡県連・増田享大 幹事長：
事実関係の確認も必要なものですから、そうしたことも含めてまず（党本部に）相談させてもらう形をとらせてもらいます
また7日の役員会では、自民党に所属する静岡県浜松市議会の柳川樹一郎 議員・高林修 議員・鳥井徳孝 議員の3人が対立候補を公然と支援したことへの対応も協議されました。
ただ、本人や支部に対する聞き取りなど事実確認に時間を要するとして、6月10日の県連大会で役員が新体制になってから改めて検討する方針です。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
